電子は4次元空間で動いている
空間が4次元でできていることを今度は、
宇宙とは真逆の、
ミクロの世界で考えてみよう。
実は、電子が4次元空間で動いていると考えると
いろいろなことが理に適う。
一般的に理解されている3次元の原子構造を
2次元的に表記すると、
ピンクの中心円(原子核)と
その周辺軌道を回転する青の電子ということになる。
しかし、電子の動きは、不確定性であることがわかっている。
軌道上にランダムに存在する。
霧のように漂っていると表現する人もいる。
それは、電子が4次元空間を動いているからである。
3次元空間と接触したときにのみ、
粒子としての姿を現す。
というより、我々が電子を捉えることができる。
消えたり、現れたりするのではなく、
4次元空間を一定の法則性によって周回していて、
3次元空間と接した瞬間のみ、
我々は電子を認識するのだ。